2024/03/04 13:15
北海道は、日本において高品質なスパークリングワインを製造する産地です。
高級スパークリングワイン産地として知られる仏シャンパーニュ地方と同じ瓶内二次発酵製法で、品種もシャンパーニュと同じシャルドネ、ピノ・ノワールによる醸造銘柄が主流になりつつあります。北海道内での栽培品種は、白ブドウはケルナーに次いでシャルドネの栽培面積が多く、黒ブドウはなんと！
ピノ・ノワールが栽培面積一位を占めるようになりました。
実は日本でのスパークリングワイン市場は、ここ20年で4倍にもなりました。
因みワイナリー軒数は2000年以降で8倍の64軒です。
冷涼な気候で四季が明瞭な北海道は、温暖化の影響で積算温度が年々上昇傾向にありますが、朝と夜の寒暖差がはっきりしているためブドウの酸が保たれたままゆっくりと成熟する。
北海道の冷涼な気候から生まれる酸はスパークリングワインの醸造に欠かせない大切な成分のひとつです。
食の視点からも、北海道のスパークリングワインに合う食材やメニュー、お野菜、お魚、お肉、
チーズなどの乳製品、和食から洋食まで、双方が引き立つ味わいが生まれる一層美味なペアリングを楽しめる機会や場所が増え、食材豊かな北海道らしい新たな食文化が育ち始めています
近年、道東エリアでは北海道固有品種「山幸」による赤のスパークリングワインも銘柄が増えてきました。
北海道の食材に合わせて北海道のスパークリングワインをセレクトできる楽しみ方がもっと広がる可能性に満ちています。
北海道のスパークリングワインの魅力は、次回に続きます🥂
