2022/08/08 09:23
2020年に札幌市内で4軒目のワイナリーが開設しました。
その名も「さっぽろワイン」
さっぽろワイン(株)代表の三浦裕一さんは、もともとワインが大好きで
2016年からブドウの苗を育てワインづくりへの思いを描いていた方とのことです。
畑は現在石狩市内と札幌市内に4カ所、合わせて8haを所有し
2020年から醸造を始めています。
こちらは石狩市八幡のブドウ畑、5.3ha
栽培醸造責任者の南さんは、これまで札幌市内のワイナリーにたずわさった経験がおありで、
さっぽろワインでのワインづくりについて、
これからの課題はたくさんあるもののとてもやりがいのある現場であると
熱意を漲らせておられました。
良きワインは良きブドウから、とは定説ですが、
やはりそこに携わる「人」の個性も、とても重要な要素の一つと感じてなりません。
こちらは八幡のブドウ畑に実る「ヤマソーヴィニヨン」
まもなく色づきのヴェレゾンへと向かいます。
醸造所は札幌市内の手稲区新発寒に構えます。
直売所を併設し、同じエリアの加工品や雑貨もご紹介していてワインと一緒に購入できるのも魅力です。
栽培品種はシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ケルナー、ミュラートゥルガウ、ピノ・ノワールの専用品種。
海に近い八幡、樽川の畑は海風が影響し、水はけのよい砂質土、
海岸エリアということからぶどうの垣根に風が強く吹き込み病気や害虫の発生が少なく
1年を通して一日の天候が変わりやすい地域性を強みと捉えて
スタッフ一丸となり、ブドウ栽培に奮闘中です。
醸造銘柄はすでに10種類以上と豊富に取り揃えており、
ブドウ以外にもアスパラやアロニアを育てながら、
海風豊かな石狩ならではの雄大な土地と向き合い
自然の恵みを心を込めて瓶に詰める、
そのような優しい温もりをワインの味わいから感じました。
🍇 さっぽろワイン 🍷