2021/07/04 13:52
2019年に十勝で56年ぶりにワイナリーが誕生しました。1963年池田町に開設した十勝ワイン以来です。
その名も「あいざわ農園ワイナリー」
1998年から十勝管内芽室町でブドウの栽培を始め、現在帯広市と十勝管内に5箇所、5.5haの畑を所有します。
醸造所がある帯広市のブドウ畑、この日の気温は32℃、ブドウの花は例年よりも早く結実を迎えていました。
かわいい💕ブドウの赤ちゃんです〜


ヤマブドウでワインを作りたいという父の思いは、息子の相澤一郎さんに引き継がれました。
畑は山林や原野を伐採しているので農薬はもともと使われておらず、開墾当初から
農薬や化学肥料は一切使用していません。帯広市にあるメインの圃場は2017年に
JAS有機農産物生産農園の認定を受け、完全無農薬による栽培を貫いています。
会社勤めをしていた一郎さんは、本格的にワインづくりと向き合うため、父龍也さんから畑作業を学びながら
仕込みのシーズンになると岩見沢市10Rワイナリーで3年間醸造研修を続けました。
そして今年7月に発売となった2年目の自家醸造ワインはこちら!!
いずれもヤマブドウを主体にしたロゼ、辛口です。
品種はヤマブドウ、清見、山幸、清舞を原料に、十勝の風土に根付いた野性的、
かつベリーの果実味と香り、やわらかい酸が調和するテロワールに満ち溢れた味わいです。
2021年は、昨年以上に豊かな実りとなり無事に収穫を迎えられますように~祈!!!
「龍之介」当銘柄名は2018年に誕生した一郎さんの長男の名が付けられました☆
シナモン、ややスモーキーなスパイス香がクセになります☆☆